脳が生きていくために必要な量の血液が来なくなると、脳は極めて短時間で脳梗塞に陥ってしまいます。こうした脳梗塞は脳を栄養している動脈が閉塞(つまる)、あるいは狭窄(狭くなる)するために起こります。
こうした動脈閉塞の原因のひとつとして、脳動脈自体に動脈硬化性変化(血管が硬くなる)を生じ動脈狭窄を生じる場合があります(動脈石灰化など)。
脳虚血性変化は脳血流が低下した病態です。(画像では脳室の周りの黒くなっている部分です。
上の図は脳の断面をあらわしたもので、真ん中の黒い部分が脳室です。一番右の画像は血管の丸い断面の部分で血管壁が石灰化のために白くなっています。左の図で黒線の部分を断面にしています。
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